「織田裕二総合研究所」見学の心得


 当研究所は「知(痴)的資源創造(妄想)研究所」として、「織田裕二」について深く考察することを目的として設立された。 「研究」と銘打ったからには、織田の作品及び本人のキャラクター等に対しての批評を試みることとなり、それゆえに時には 織田に対する突っ込みが入ることもある。

 織田裕二氏に対しては、礼賛のみをすべきであって、批評することはけしからんと考える方もおられるということは 理解している。そのような方は、この研究所の研究内容については、不満や異論をもたれるかもしれない。当研究所としても、 そのような方の気持ちを踏みにじるのは本意ではないし、無用な争いも避けたい。

 当研究所員は常に愛情を持って織田が関わった作品等に接している。そして、愛するがゆえにくまなく見てしまい、 愛するがゆえに突っ込まずにはいられないという悲しい性を持っている。愛すれば愛するほど突っ込まずにはいられない― その方向性を、以下の所長と副所長の会話で再現した。面倒だとは思うが、以下の文章を読み、果たして自分がこの研究所を 覗いていいものかどうか、吟味していただきたい。もし、我々の会話の中に少しでも不快感を感じた場合は、ご遠慮いただく のが賢明かと思われる。あくまでも自己責任で、足を踏み入れていただきたいと考える次第である。

 また、本サイトは10%の事実と90%の妄想で成り立っている。どこまでが事実で、どこからが妄想かという判断も見学者に委ね られる、ということも蛇足ながら記しておきたい。



―とある夜、バーチャル研究所地下実験準備室において―

所長・熊野聖(以下、聖)「なんか織田ちゃんのHP立ち上げることになっちゃったね」
副所長・猪川ゆうき(以下、ゆ)「信じらんない」
聖「ねえ。でも、ちょっと毛色が違うHPにしたいんだよね」
ゆ「例えば?」
聖「んー、私ねえ、『織田ちゃんかっこいー!』『ユウジかわいいー!』だけだと満たされないの」
ゆ「確かに、ちょっと突っ込んだ話してみたいって欲求は常にあるかなあ」
聖「でしょ??そこなのよ、突っ込みなのよ。第一副所長、織田にはまるきっかっけって何よ?」
ゆ「・・・実は『世界陸上』(大爆笑)」
聖「でしょお?そこから入ったら『いやーん、織田ちゃんかっこい〜〜(はあと)』以外にも言いたいことなくない?」
ゆ「たーしーかーにー」
聖「私は『振り返れば奴がいる』から本格的織田デビューだから、当時はドリーム入ってた(注1)ことは認めるよ。   でもね、やっぱりどこか100%『かっこい〜〜〜(うるうる)』って言い切れないものは感じててね」
ゆ「『世界陸上』なんて……決してカッコよくないもん(爆笑)。コメントにしろ衣装にしろ、おばか(注2)満載!(大爆笑)」
聖「そーそーそー、おばか!(大爆笑)」
ゆ「だからもう最初から私は『織田ちゃん=おばか』なわけよ。あの衣装見て『かっこいい!』とか『かわいい!』って言えない」
聖「全く説得力あるご意見で」
ゆ「あとは『脱げ脱げ』(注3)の影響あるよね」
聖「ああ、あれは大きいね。私は織田ファン歴に少しブランクがあっていきなり出会ってしまったものだからかなり衝撃だったね。目からうろこ」
ゆ「この一連の出会いで私の中の織田ちゃん像は確立された。天然ぼけーのおばかさん。そして清純派女優(爆笑)」
聖「あははは!でも、これは動かしがたい事実だね」
ゆ「事実ゆうな!」
聖「いやさ、『脱げ脱げ』で織田熱再燃してね、色々ビデオを見返したり記事をあさったりするじゃない?事実だと思えるって」
ゆ「確かに、何度も言うけど彼には『かっこいい』だけじゃすまされない何かがあるんよ」
聖「その何かをさ、思う存分語りたいって気持ちはずっとどっかにあったじゃない?」
ゆ「そうそう、そういう場所ほしいよね。だったら自分で作っちゃえよ、って言うのはある」
聖「・・・そのせりふ、織田みたいだよ」
ゆ「感染るんよ、織田ちゃんは(爆笑)」
聖「まあおいといてさ(笑)。一応『研究所』って名目あるしさ、『かっこいい!』っていえるときは言うけど、そうじゃないとき、突っ込むところは突っ込みたいよね」
ゆ「そうそう。『変だよね、なんか(クスッ)』ってとこまで含めて好きなんやから」
聖「そ。ドリーム入る時だって多々あるしね」
ゆ「スーツの織田ちゃんなんてよだれもんだしねえ。あおしーや司馬先生はかっこいいと思うもん、普通に
聖「普通にって・・・(爆笑)。ま、かっこいいとこもおばかなところも含めて、あらいざらい語ってこうよってことだよね」
ゆ「じゃないと、ストレスたまるもん(笑)」
聖「だから、このサイトは突っ込み至上主義!しかし、愛も惜しみなく注ぐ!
ゆ「そう、あくまでもファンとしてつぶさに織田を追った結果を発表する!」
聖「織田に関してはオールジャンルカバー!」
ゆ「ってことは雑誌記事なんかも?」
聖「まあな。『ホワイトアウト』のせいでネタには事欠かないし、織田ちゃんのぼけーぶりを証明したいなら取材記事またはインタビュー映像でしょう」
ゆ「すごいよね、彼の発言は」
聖「くらくらするよ(爆笑)」
ゆ「このサイトの突っ込み至上主義に関係してくるもん、彼の発言は」
聖「そうだね。だからまあ、雑誌の一つ一つを取り上げてどうのってことはいちいちしないけど、ある程度まとまった情報をのせてって総括していきたいよね。もちろん突っ込みながら(笑)。もちろん、突っ込み要素満載の音楽そのものについても語る場所を作ろう」
ゆ「それは私に任せて」
聖「よきにはからえ」
ゆ「所長やからって偉そうやん!貴重な過去の作品誰が貸したと思ってんの(笑)」
聖「m(_ _;)m m(_ _;)m m(_ _;)m m(_ _;)m m(_ _;)m m(_ _;)m m(_ _;)m」
ゆ「・・・ひぢりーちゃん、権力なさすぎ・・・。」

―研究所の夜はふける・・・―



注1「ドリーム入ってた」
これは、ある人に対して「かっこいい!」と惚れ込みきった状態を指す。この状態に陥った人を「ドリーマー」と呼ぶ。 ちなみに所長は湘爆のアキラに対しては完全なドリーマーだ。


注2「おばか」
この表現は多分に誤解を生む原因となろう。しかし、当研究所内では、「おばか」「ばか」のように、ひらがな表記されている 限りは愛情表現である。これは所長・副所長を含めた仲間内での符牒のため、分かりにくいとは思うが、ご了承いただきたい。 「おばか」のあとに「・・・なんだからもう〜、わらっちゃうよね(らぶりー)」くらいの言葉が続くと思えばちょうどいいだろうか。 ちなみに「(天然)ぼけ(ー)」も同じ扱いの言葉。


注3『脱げ脱げ』
友永その子社長率いるOKK(踊るこれでもか企画)発行の『脱げ脱げ織田裕二!』のこと。ここでは、織田裕二がこれまで いかに不自然に肌を隠してきたかという歴史が追われており、結果「織田裕二=清純派女優説」が打ち立てられた。さらに、 「織田コード」「ナルシーベルト」など、当サイト掲載記事を読む際に必須となる用語のオリジナルもOKKさんである。 2000年8月をもってOKKは惜しまれつつ解散したが、ぜひ友永社長のサイトを訪れるとともに、『脱げ脱げ』の足跡を確かめて 頂きたい。また、この場を借りて友永社長、脱げ脱げライターの山根ナルキ氏をはじめ、OKK各位には感謝の意を表したい。 本当にどうもありがとう!